季節は徒然


晩秋の雨

うすらうすらの夜明け前
耳鳴りの蝉の声を押しのけて
数日振りの冷たい雨が頭上の屋根を叩く
なぜか冷え冷えして
思わず体を丸くした



庭の雑木が色気立ち
雨に濡れてわずかな空気の光に反射して
冷たい風に揺れている
辛夷もコナラもヒメシャラも
庭はどんよりだ

晩秋の雨は人を狂わし
詩人のように気取りたくなる
心の中まで濡れてしまえば
気が重くなる
うらぶれた気分にもなるのは
懐が寒いからなんだよ・・・と誰かが耳の中で
ささやいた。
一日中降り続いた雨は気持ちまで寒くした



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by zou337 | 2014-12-07 21:24 | 作詩の記録 | Comments(0)
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