東三河の住み心地

三河湾
50年前の三河湾はタツノオトシゴがいた。幼少年期 親戚の船でアサリ採りにでかけたときはいい遊び相手で干潮の浅瀬で楽しんでいた記憶がある。少年期の頃は 川沿いに堤防を歩いての遠足は 遠浅の三河湾の沿岸で潮干狩りをすることだった。結婚して子供がまだ小さい頃 田原の白谷の海岸にでかけて海水浴とハマグリを探して遊ぶことができた。しかし 三河湾沿岸も次第に工場立地をもくろんで県は高度成長の波に乗り この沿岸部を埋め立てが行われ そうした豊かな自然も破壊されてしまった。しかし それでも豊川下流域の埋め立てから逃れた干潟ではいまでもアサリが湧いており 県内のアサリの稚貝のほとんどはここで採取されている。----近年 豊川上流部でダム建設が持ち上がっているが この完成とともに川からの良質な砂や栄養分が流れてこなければ この干潟も衰弱する懸念がある---
沿岸の護岸では カサゴ アイナメ メバル チンタといった小物狙いの釣りが楽しめ、元気さえあれば伊良湖港から 乗合船でタイ マダカ釣りのような大物釣りまで楽しむことだって可能だ。田原沿岸では養殖海苔も健在である。余談ではあるけれども、毎年 生海苔をいただくのもこのエリアの海苔である。海苔の養殖に適した海水と海流がここにある。かつて叔父が北海道や中国まで海苔養殖の指導にでかけたが 水温などの原因でうまくいかなかったと聞く。海苔というのは水温 海流の速さという条件が整わないと繁殖しないらしい。

三河高原・奥三河

春ともなれば 車で一時間も走れば毎年山菜採りが楽しむことができる。
本宮山の北側は作手高原は県内では唯一の泥炭層からなる湿原、夏の 避暑地として好適。中央部は、平均標高550m、周囲を600~700m級の山々に囲まれ た隆起準平原で、南北に帯状に伸びている。夏季低温多雨というのも珍しい高原。
それゆえ心地よい風に吹かれて自転車愛好家やバイクツーリングのファンで休日は道の駅はにぎやかだ。鳳来山山域は石灰岩質で特異な岩はロッククライミング練習場として全国的に有名なところ。さらに足を延ばせば 東栄町 豊根村と奥三河は花祭りの社がいくつもあり 正月ともなれば独特の掛け声で夜中響き渡る神域のようなところだ。花祭りは さらに長野県天竜川周辺の山村へと繋がり この一帯がかつてなんらかの共通の文化的領域だったことを匂わせている。千と千尋の神隠しも天竜川支流遠山郷下栗の里からのインスピレーションに貢献していると聞く。
古来 秋葉街道に派生した文化とも言えなくもない。

渥美半島
豊橋から伸びる渥美半島は不毛の半島だったのが 豊川用水の整備と共に豊かな農作物の産地となり 広大な農地には温室栽培が盛んで夜ともなれば 煌々と電照によって輝く温室群が美しい。
突端の岬めぐりのバスが走る・・と歌いたくなる伊良湖岬は詩情あふれ恋路が浜の太平洋に広がる砂地にはウミガメの故郷でもある。

近隣界隈
私の住むこの家の前の道路 は 豊川の表参道・・・・私が勝手に呼んでいる・・・並みの欅並木が20年前から育成されて立派になり、・・ 都会的とは言えないまでも カラオケ屋 コンビニ 安売り衣料店 喫茶店 弁当や 学習塾 理美容院、 半径300m以内ともなれば 各種クリニック ディーラー 和洋韓レストラン 居酒屋も揃い、今年暮れには近在に市民病院が移転完成してくるという賑わいだ。地名からして蔵子という地名は響きもいい・・・・!!! 
大都会・東京のような煩雑な界隈も洒落た店舗も建物も少ないけれども どうにか都会的な要素は次第に整ってきている・・・と思いたい。 もっとも「都会的」という評価は こういう店舗が多く増えてからといって言えるわけではないが・・・
野菜の産直市もあちこちにある・・・夫婦でおでかけ・・・といえば グリーンセンターってことになりかねない・・・・のだが。

こうして見渡せば、この東三河 この今の住んでいるところが最高なのかもしれない。物価も東京--大阪間では 谷間とも言われるくらい安いそうだ、 豊川の自衛隊駐屯地に着任した他県からのお人もここに住みつく率が多いと聞いた・・・・。私の水泳の師匠もその一人なのだ。 住んでいてもあたりまえのことは気が付きにくく 改めてこの地域の住みよさのあれこれを知ることも多々ある。


日常に戻り・・・・
さて 、今日は さわやかな青空が広がり 昼前に水泳のノルマをこなした後 近くのスーパーで 既製品の塩麹300g 買ってみた、298円だから 米麹1㌔1000円を買うより安上がりだ。しかし、自分ですることに意義があると考え直して 昨晩注文した伊勢の「みやこうじ」という麹の到着を待つことにしよう。 
塩麹のブームが下火になりつつもあるが 万能調味料であることにかわりはない、漬物作りと肉料理にもこれからも欠かせない。
昨晩 テレビの番組で ガストのカレーの中身を知って 愕然・・チェーン店であれだけの研究していることにいい刺激になった。。。。。

家と住むことへの関心は もう日々の味に なったようである。

おいしく食べることは おいしく暮らす ことにつながっている ・・・・・・・



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高原に住む  → 都会に住む → 東三河に住む と綴ってまいりましたが 結局は 現在住んでいるこの場所が住みやすい という 「落ち」 ということであります。


住めば 都」ということばがありますが 慣れ親しんだ土地は 捨てがたく いいところは当たり前のようにありがたさには気が付きにくいものでございます。 逆に 無い 不便なことは気になりやすく 不平不満の一つにもなりやすいのでしょう。
人も同じこと。。。相手のいいところよりも欠点のほうが目についたりしやすいのでしょう。いいところを探して いい所とつきあえばもっと幸せな関係が保てるかもしれません。人と自然 人と人 よくも悪くも関係は同じことなのでしょうね。。。。 






















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by zou337 | 2012-07-09 09:39 | Comments(0)
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